長野JRATについて
災害対策部
災害リハビリテーションについて
2011年3月11日の東日本大震災発生以降、「迅速に・効率的に・効果的に」支援活動を行う体制整備が必要となりました。2013年2月に「東日本大震災リハビリテーション支援関連10団体」より各都道府県単位でチームを作り、震災の反省や教訓を活かした取り組みを行うよう要請がありました。
長野県では県内の関連職種の団体と連携・協議を進め、2023年4月1日に長野県災害リハビリテーション支援関連団体協議会(長野JRAT)を設立しました。
長野JRATとは?
長野県災害リハビリテーション支援関連団体協議会=Nagano Japan Disaster Rehabilitation Assistance Teamの頭文字をまとめた名称です。
活動目的は、平時から参加団体相互が連携し、長野県において地域住民と共に災害に立ち向かえるように災害リハビリテーション支援チームを発足させ、災害発生時には被災者・要配慮者などの生活不活発病や災害関連死等の予防に関する適切な対応を可能とすることで被災者が早期に災害を乗り越え、自立生活を再建、復興を目指していけるように、安心、安全かつ、良質なリハビリテーション支援を受けられる制度や体制の確立を促進することです。
活動内容は以下の通りです。
- 災害リハビリテーション支援チームの育成・組織化
- JRAT及び地域JRATとの連携
- 災害リハビリテーションに関する教育・啓発のための研修および広報
- 災害支援必要機材の準備
- 他の災害支援チームとの連携
- 発災時、組織的かつ直接的な災害リハビリテーション支援
- その他、目的を達成することに関連した活動
言語聴覚士の役割は
被災者の生活支援に関わる活動に携わること、コミュニケーション活動や嚥下障害・口腔ケア支援などが求められます。
災害対策部の主な活動
- 会員の安否確認訓練
- 連絡系統の整備
- 県士会員へ災害に関する意識の啓発・知識や情報の提供
県士会員の皆様へのお願い
円滑な安否確認・情報提供のため、県士会や各地区のメーリングリストへの登録をお願いします。また有事の際の対応(該当地区部員への報告、災害対策部への問い合わせなど)を定期的に確認してください。